昨日6日(日)は、今期最後の「ベトナム語学習会」を開催しました。場所はお馴染み、西ヶ原のサクラティーズさん。3名の方にご参加いただきました。
昨日のテーマは「 ベトナムコーヒーを注文しよう&実際に淹れてみよう!」というもの。
ホーチミンのとある道端カフェにて。 |
私自身、ベトナムコーヒーが大好きです。コーヒー豆の強い香りとコンデンスミルクの甘さが妙にマッチして、その虜になって早9年…!初めて覚えたベトナム語のフレーズは「アイスミルクコーヒー1杯ください」でした。これさえ知っていれば、私は毎日あの大好きなコーヒーが飲めるだろうと懸命に覚えたのを今でも思い出します。懐かしい。
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昨日の会では、まず前半にベトナムコーヒーの種類や注文の仕方を学習しました。 ベトナムコーヒーには、主に4つのバリエーションがあります。
cà phê đen nóng (カーフェ デーン ノンー)
cà phê sữa nóng (カーフェ ス~ア ノンー)
cà phê đen đá (カーフェ デーン ダー)
cà phê sữa đá (カーフェ ス~ア ダー)
cà phê 「コーヒー」、đen 「ブラック」、sữa 「ミルク」、nóng 「ホット」、đá 「アイス」、この5つの単語の組み合わせで、自分の好きなタイプのコーヒーが注文できます♪これらを覚えたら、こんな風にフレーズにしてみます。
Cho tôi một ly cà phê sữa đá.
(チョー トイ モッ リー カーフェ ス~ア ダー)
Cho tôi~ 「~を(私に)ください」、một 「1」、 ly 「グラス」で、「アイスミルクコーヒーを1杯ください」となります。một の部分を別の数字に変えて応用できます。
さらに、「ミルクを多め/少なめにしてほしい」、「(ブラックの場合)砂糖を入れないでほしい」と、お店の人にスペシャルリクエストも言えるように nhiều sữa 「ミルク多め」、ít sữa 「ミルク少なめ」、không đường 「砂糖なし」という言い方も学習しました。これらを上のフレーズの文末につければ完璧です♪ 私は最近、いくら好きだからと言ってさすがに飲みすぎかなぁと気になり始めてきたので、
Cho tôi một ly cà phê sữa đá, ít sữa.
(チョー トイ モッ リー カーフェ ス~ア ダー、イッ ス~ア)
というミルク控えめの注文をして、悪あがきをしています。
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さて、学習会後半。実際に淹れてみました!ここからはサクラティーズの管理人Oさんも参戦。コーヒー豆、コンデンスミルク、アルミのフィルターは、先日までベトナムに滞在していた友人・Kちゃんが本場のものを「買い付け」してきてくれました。昨日は参加できなかったけれど、Kちゃんには本当に感謝ですm(__)m Cảm ơn em K nhiều!
参加者の皆さんと一人ひとつずつ、自分の「カーフェス~アダー」や「カーフェデーンノンー」を淹れてみました。以下、写真は参加者の皆さんから送っていただきました♪
Trung Nguyên社の「Sáng tạo 3」という粉を使いました。 |
粉を入れたあと中ぶたをしっかり押します。 |
あらかじめ入れておいた練乳の上に、ポタポタ… |
ホットの場合はそのまま、アイスの場合は氷の入ったグラスに移し替えます。 |
左手前の牛さんの練乳を使いました。日本の練乳だと味が少し変わります。 |
私も決してベトナムコーヒーを淹れるのに熟練しているわけではありませんが、昨日皆さんと一緒に淹れた結果、「中ぶたをしっかり押す」「お湯を少し入れたら、ちゃんと20秒くらい蒸らす」の二つが大事なポイントのように思いました。
そしてもう一つ、ベトナムコーヒーを淹れるときに大切な要素。それは「心の余裕」ではないかなぁ、と。ポタポタ…とフィルターから少しずつ落ちてくるコーヒーを、ゆっくりと待つ。ついつい「まだかな?」なんて外ぶたを開けて中を覗いてしまう私たちですが、まわりの人たちとおしゃべりをしながら、のんびりと待っていればいいんですよね。これ、ある意味とっても贅沢な時間。昨日はベトナムコーヒーの歴史やいまのカフェ事情を話題に話に花が咲き、ゆっくり待つことができました~!
甘く深い香りが漂いました。 |
昨日をもって今期の学習会は終了です。全5回を通して、いろいろな方にご協力・ご参加をいただきました。本当に感謝、感謝です。 私自身、もっとベトナムのこと、ベトナム語のことを深く知ることができるように、これからも勉強を続けていこうと思いました。
また皆さんに、学習会でお会いできますように…♪ ありがとうございました。
Xin cảm ơn các anh chị và các bạn rất nhiều.
From Hem
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