ご近所のHちゃんと久々の再会。Hちゃんはヨガ教室で知り合った日系企業勤務の女の子で、日本語も堪能。おうちに遊びに行かせてもらったり、バインダークア屋さんを教えてもらったり、とてもお世話になっている。
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バインダークアについての記事はこちら↓
http://nhatkytronghem.blogspot.com/2013/08/blog-post_15.html
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そんなHちゃんが再び馴染みのお店を教えてくれた。どんな場所?と聞くと、
「市場の…いえ、本当は市場じゃないんですけど…その中に朝だけ出る店で、『ぶんっ びっ』が食べられます。」
ぶんっ びっ… ぶんっ びっ?
ああ、 Bún Vịt! アヒル肉のせブン?? 食べたことない!
初めての料理に心躍らせながらバイクで連れて行ってもらうと…
細いヘム(路地裏)の合間の開けた場所に、ぺたんと座りこんで野菜を販売する人々。確かに市場のような集いの場ではあるけれど、建物のある市場ではない。この日は満潮の影響でなんと水浸しに。だけど皆はおかまいなく、バイクでバンバン通り抜ける。
この「市場」の一角に店を構える店が、私たちのお目当て。土曜日の朝、入れ替わり立ち替わりお客さんがやってくるので、常に満席状態。地元の人は、本当に美味しい店をよく知っているのだなぁとつくづく感心。
おばちゃんに注文し、作ってもらう。メニューは一つしかなかったけれど、多少は具材を自分で選べるようだ。
で、こちらがそのBún Vịt。
牛肉も合わせてのっけてくれていたので、厳密にはBún Vịt Bò(アヒル肉と牛肉のせブン)ということになるのかもしれない。フォーと同じく山盛りの香草をお好みで加えながら食べる。やや薄味なので、刻み生姜・唐辛子・砂糖を加えた薄めのヌックマム(魚醤・写真左下)で味を調節しながら。付け合わせとして、アヒルの血を固めたものも一緒に注文(写真左上)。
場所のインパクトも加わって、ちょっとドキドキしてたこの料理、見た目の脂っこさとは裏腹にとってもさっぱりしていてとっても美味。また一つ、好きな料理が増えた。
やっぱり地元の人の味覚はすごい。今日もとっても頼りになるHちゃんだった。
From Hem
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