2014年5月17日土曜日

【開催情報】ベトナム語学習会・6月のご案内


※ この学習会は終了しました。ご参加、ご紹介、ありがとうございました!

Xin chào!
すっかり初夏のこの頃。春の花粉、乾燥っぷりは克服したものの、帰国して1ヶ月半が経ち、いよいよベトナム料理が恋しくなってきました。

さて、6月も『ベトナム語学習会』を開催することにしました。6月は新たな会場で心機一転、毎週日曜日の4開催です(⇒6月は3回開催となりました。下記ご参照ください)。日本の大学院で学ぶベトナム人留学生のホンさんを招いて〝ベトナム語で会話してみよう!″という日も設けます。ベトナムやベトナム語に興味のある皆様、もう一度!あるいはこれから!ベトナムに行きたいなぁという皆様、ぜひご参加ください。


『ベトナム語学習会・6月』

学習会コンセプト: ~ベトナム語で、よりローカルな旅を~
旅をするのに、その国の言葉を知らないと困る、ということは決してない。けれど少しでも知っていたら、ひとりで街歩きをするときに、勇気を出して飛びこんでみることがで きるかもしれない。より地元目線でベトナムを味わいたい。そんな人に向けて、この学習会を開催します。

日時:

日付
時間
テーマ
第一回
61日(日)
午前10時~12
「庶民食堂へ行こう」
第二回
68日(日)
午前10時~12
「バスで街をめぐろう」
第三回
615日(日)
午前10時~12
ホンさんと話すベトナム語①
第四回
622日(日)
午前10時~12
ホンさんと話すベトナム語②

※ 各回は独立した内容ですので、連続の参加は必須ではありません。ご都合のよい日にお気軽にご参加ください。もちろん、毎週の参加も大歓迎です。
※ 各回には、〝ベトナムコーヒー″でブレイクタイムを設ける予定です♪
※ 7月中は76日(日)1回開催を予定しています。詳細は追ってお知らせします。

【お詫び】 主催者の都合で6月22日(日)が開催できなくなってしまいました。
参加を検討してくださっていた皆様、本当に申し訳ございません。

◆会場:
レンタルスペース・サクラティーズ(東京都北区西ヶ原2-13-9 池原ビル1階)

サクラティーズさん(ソクラテスの英語読みらしい!)は、バイオリンワークショップや絵画展など地域の方々の自由な幅広い活動で利用されています。キッチン付で飲食も自由にできるので、学習会当日はお菓子などの持ち寄りもOK

アクセス東京メトロ南北線『西ヶ原』駅より徒歩5分。2番出口から左手に向かって歩くと、すぐに道路の反対側(右手)に大きな鳥居が見えます。鳥居をくぐったらすぐの左手にある池原ビルの1階です。ブログは⇒http://socrates-kita.blogspot.jp/  

◆参加費・定員:
参加費はお一人2000円/回です。定員は一応各回10名ですが、あまりしばりはありません。

◆お申込み方法
木村までFacebook、Line、メール(vietnamgo2014@gmail.com)などで事前申込をお願いします。

*****
●主催者・案内人:木村友紀 ~大学2年生のときにNPO法人ARBAの『エクスポージャーツアー』に参加し、初めてベトナムへ。以来ベトナムのことがとても気になるようになり、2009年よりホーチ ミン人文社会科学大学へ留学。ホーチミン在住歴5年。ARBAのベトナム駐在員として、現地での国際支援・国際交流活動にも参加。 
ARBAのホームページ は⇒http://arba.asia/ 
木村の個人ブログは⇒http://nhatkytronghem.blogspot.jp/

●特別ゲスト:Vu Thi Thu Hong(ヴー・ティ・トゥ・ホン)さん ~ホーチミン市出身。ベトナムの大学で4年間日本語を専攻し、現在は法政大学大学院にて国際日本学を学ぶ留学生。ホーチミンでは現地在住の日本人にベトナム語を教えるアルバイトをしていた経験も。今回は15日・22日限定で、生のベトナム語をたくさん聞かせてくれます!
*****


皆様のご参加をお待ちしています~!

From Hem

2014年4月20日日曜日

【開催情報】ベトナム語学習会・5月のご案内

※ この学習会は終了しました。ご参加、ご紹介、ありがとうございました!


本日は、催しのご案内をさせていただきます。

日本にいる間に何かできることはないだろうかと考え、『ベトナム語学習会』を開くことにしました。私もまだまだ勉強中のベトナム語ですが、その特徴を少しでも紹介できればと思っています。一度ベトナムに行ったことがあって、また行きたいなぁと思っている方なら、次の旅ではベトナム語を使って、よりローカルな滞在をしてみることができるかもしれません。

今回は私が7月中旬まで日本にいるので、定期的に開催することを検討していますが、まずは体験版として、5月5日(月)にやってみようと思います!


『ベトナム語学習会・5月』

◆日時:2014年5月5日(月・祝)
第一回 10:00~11:00 テーマ「ベトナム語で自己紹介」
第二回 11:15~12:15 テーマ「ローカルカフェに行こう」

◆会場:文京シビックホール3階会議室2
アクセスはこちら⇒http://bunkyocivichall.jp/access

◆参加費・定員
第一回:1000円 / 定員10名
第二回:1000円 / 定員10名
※それぞれの回は独立した内容ですので、どちらかの回のみのご参加もOKですし、もちろん、連続してのご参加も歓迎いたします。
★4月28日(月)現在、定員残りわずかです。お早めにご連絡ください!

◆お申込・お問い合わせ:
メールにて事前申し込みをお願いいたします。
vietnamgo2014@gmail.com (木村)
 
◆学習会コンセプト
~ベトナム語で、よりローカルな旅を~
旅をするのに、 その国の言葉を知らないと困る、ということは決してない。けれど少しでも知っていたら、ひとりで街歩きをするときに、勇気を出して飛びこんでみることができるかもしれない。より“地元目線”でベトナムを味わいたい。そんな人に向けて、この学習会を開催します。

★各回の内容
第一回「ベトナム語で自己紹介」(10:00~11:00)
~ベトナムを旅するなら、有名スポットや観光地巡りもいいけれど、現地の人が集う食堂や公園など、ローカルな場所にも行ってみたい。そこで出会った地元の人と、ちょっとだけでもベトナム語を使って話をすることができたら…。そんな人のために、この時間には挨拶や自己紹介のしかたなど、初対面のときの会話を想定して練習。目標は、「ベトナム語で自己紹介ができるようになる!」

第二回「ローカルカフェに行こう」(11:15~12:15)
~世界でもトップクラスのコーヒー生産量を誇り、いたるところにカフェが溢れるベトナム。その濃厚で香り高いコーヒーに魅了された人も多いはず。近年は外資系カフェの進出が進んで英語で注文できるカフェも増えたけれど、ベトナムコーヒーを安価に美味しく味わうなら、地元の人が集う路上や公園のローカルカフェに行かなくちゃ!でも英語は通じない…?だったらベトナム語で注文してみよう。この時間にはコーヒーの注文のしかた、お金の払い方などを紹介。目標は「ひとりでローカルカフェに行く!」

★こんな人にオススメします!
・かつてベトナムに行ったことがあって、また行きたいなと思っている人。
・まだベトナムには行ったことがないけれど、ぜひ行きたいなと思っている人。
・ベトナム語って一体どんな言語なの?!と興味津々の人。


◆主催者、案内人の紹介~木村友紀(Kimura Yuki)
大学2年生のときにNPO法人ARBAのエクスポージャーツアーに参加し、初めてベトナムへ。以来ベトナムのことがとても気になり、2009年よりホーチミン人文社会科学大学へ留学。ホーチミン在住歴5年。ARBAのベトナム駐在員として、現地での国際支援・国際交流活動にも従事。ARBAのホームページはこちら⇒http://arba.asia/


ご参加をお待ちしています、どうぞよろしくお願いいたします!

2014年4月15日火曜日

大学にあるベトナム語


埼玉県東松山市にある、大東文化大学に行ってきた。
同じ埼玉県とは思えないくらいの遠さにちょっとびっくりしたけど、
天気のよい日だったので、春のぽかぽか陽気を味わうには最適だった。


伝統的にアジアの言語を重視してきたというこちらの大学では、
ベトナム語も一つの選択肢となっている。
渡り廊下には、新入生に向けて各言語を紹介する際に使ったという幕がずらり。
もちろん、そのなかにはベトナム語もあった。


Hãy nếm thử các món ngon của châu Á!
「アジアの美味しい料理を味わってみましょう」

Hãy + V =~しましょう
nếm =味わう
V + thử =~してみる
các =各
món =料理
ngon =美味しい 
của =の
châu Á =アジア

となる。ベトナム語はいつも後ろから修飾。

私が卒業した日本の大学にはベトナム関連の授業は全くなかったので、
こんな風に学内にベトナム語が掲げられているというのが何とも新鮮で、
そしてなんだかうれしくなった。

From Hem

2014年4月4日金曜日

日本とスイスの「連詩」


谷川俊太郎さんの「連詩朗読会」というイベントに行ってきた。
日本で何か面白そうな催しがないかなと思った矢先、
たまたま谷川さんのホームページで見つけたのがこれだった。
谷川俊太郎.comはこちら。http://www.tanikawashuntaro.com/

日本とスイスの国交樹立150周年を記念して行われているイベントの中の一つで、
日本側の詩人2名と、スイス側の詩人2名、そして翻訳者2名の計6名が製作した、
「連詩」という作品を朗読によって発表するというのが、このイベントだった。


「連詩」というのは私も初めて知った概念だったけれど、読んで字のごとく、連なる詩。
4人の詩人が、リレーのように詩をつないでいき、一つの作品とする。
特に決まったテーマはなく、ルールも「ひとり5行以内で」というゆるいもの。
前の人の詩から受けたインスピレーションで、続きとなる自分の詩をつくるだけ、らしい。
作品は、全部で36篇の詩から成る。

 
スイス側の2名はドイツ語での製作となるため、詩にはその都度翻訳が入る。
翻訳者2名は、ひとりはドイツ語が堪能な日本人。もうひとりは日本語が堪能なスイス人。
おふたりともそれぞれに、ドイツ文学と日本文学の研究者だという。
この翻訳作業が、相当に大変なもの、そしてこのイベントの肝要な部分じゃないかと感じる。

当日、会場には左右の壁にその作品たちが掲げられていた。
これらを眺めながら、正面の舞台に座る6名の朗読を聞いた。


難解でよくわからない部分もあれば、すっと心に入ってくる詩もあった。
スイスの2人は当然ながらドイツ語で朗読。その音を聞いているだけも心地よかった。
そしてその次に入る、日本語の翻訳を聞くのはとってもドキドキした。
本当に大変な作業だったろうと、考えただけで気を失いそうになる。

「六本木連詩」と名付けられた作品群は、自由に写真撮影できたので、
お気に入りのものだけ撮ってみた。

-----


2番目の、Raphael氏のもの。
「ぼくらの旅は身軽な旅で 持ち物はほとんど言葉だけ 全財産が耳でも聞ける 
言葉は突然はじけて雨のよう それから地球にふりそそぐ
ぼくらは言葉を掴まえない 言葉がのくらを掴まえる」


23番目の、谷川氏のもの。
「百科事典が 人生の原生林に細道を拓いてくれた
類語辞典で 言葉の網の目に捉えられた
ことば遊び辞典で 辞典類から解放された」


32番目の、Rapheal氏のもの。
「新聞は 言葉の墓場 怒りに駆られて投げ捨てる時 捨てるのは紙ではない
吹いてきた生温かい風が くしゃくしゃと二三羽の鶴を折ることもある
悪しきを払うものだというが」

-----

谷川さんはもう何年もこうした「連詩」の取り組みを、外国の詩人たちとやっているらしい。
別の言語だとどうなるのだろうと想像して、やっぱりドキドキした。
詩によって、ことばによって、違う国の人とこういう交流ができるのは、とても素敵だと思った。

From Hem

*****
イベント情報
『日本・スイス 国交樹立150周年記念 連詩の朗読会』 
※2014年4月2日終了、詳細は以下のサイトに。
http://www.tanikawashuntaro.com/archives/1412
*****