2014年10月12日日曜日
お呼ばれごはん、「経験を引き出す」
今日は友人Tさん宅へ。長いお付き合いなのですが最近お互いの都合があわなくて会えていなかったので、久しぶり。
4区の入り組んだヘムにあるTさん宅。何度も行っているのですがいまだに迷います。今日は行けるかな、と思いきややっぱり迷い、Tさんに電話をして近くまで迎えに来てもらう始末、とほほ。
Tさんのお母さんはとっても料理上手。今日はそんなお母さんが「初めて作るのよ~」という二品をいただきました。
ひとつ目は、写真の一番奥になってしまいましたが、こちら。
★ Chân gà rang muối 「鶏足の塩炒め」
chân......足
gà......鶏
rang......焙る、炒める(ここでは炒める)
muối......塩
ここに細かく刻んだxả(レモングラス)と lá chanh(ライムの葉)も和えてありました。一緒にご飯を食べていたTさんの義理のお兄さん曰く、お酒のおつまみにぴったりとのこと。確かに!
二つ目は写真の真ん中にどんと置いてあるのでおわかりの通り、鍋。
★ Lẩu cua đồng 「沢蟹の鍋」
lẩu......鍋
cua đồng......沢蟹
でした。マッシュルームや蟹味噌で味つけしたスープに、nghêu(はまぐり)と何種類もの野菜をたっぷり入れて煮込みます。器にはbún(細い米麺)をよそっておき、そこに鍋の具材とスープをかけていただくのがベトナムの鍋。野菜がシャキシャキしていて、と~っても美味しかったです。
私はどちらも大満足でしたが、初めて作るお母さんにとってはまだまだ改良の余地ありのようで、「次はこうしよう」としきりに言っていました。実際にはこんなフレーズでした。
"Rút kinh nghiệm."
rút ......引き出す
kinh nghiệm ......経験(漢字が当てはまります)
日本語で言うところの「経験を活かす」が、ベトナム語では「経験を引き出す」という言い方なのです。面白いのがこのrútという単語、「(ATMなどで)お金を引き出す/Rút tiền」のときにも使われるので、私はこの「経験を引き出す」というフレーズを聞くたびに、ぼわ~んとATMが頭に浮かぶのです(笑)
久しぶりに友人宅でいただいたご飯。美味しくてたまらなかっただけではなく、ご飯の前後に久しぶりのTさんとのおしゃべりに花が咲き、楽しいひとときでした。お腹も、胸も、いっぱい。
Tさん、お母さん、ありがとう♪
From Hem
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