おとといの日曜日、友人宅の法事に招かれた。私の友人のおばさんにあたる人がかつて日本に住んでいたこともある人で、友人は「友達の日本人の子連れてきな」と言われ、誘ってくれたらしい。見ず知らずの外国人を法事に呼んでくれるところが、なんともおおらかだなぁといつも思う。
おじいさんの仏壇に手を合わせた後で、みんなでごはん。パーティーさながらの食卓。 テーブルは全部で4つ、それぞれに8~10人近くが座っていたから、およそ40人が集まっていたことになる。友人は律義に家族や親戚をひとりひとりを紹介してくれたけど、とても覚えられないし、親戚内での「呼称」がはっきり区別されるベトナム語に、頭のなかが大パニックだった。(例えば母の兄か弟か、父の兄か弟か、で、同じ「おじさん」でも全て呼び方が違うのだ。)
食事は、法事などの席では定番の赤いおこわや茹でた鶏肉のほか、家族で選んだという料理も盛りだくさん。お客さんである私は、久しぶりの「Ăn đi攻撃」(食べな!攻撃)を食らい、お腹がパンパン。こういう席にはだいぶ慣れたつもりだったけれど、箸の行き交う賑やかなおしゃべりの輪には、まだまだ話題を追うくらいが精一杯。
つくづく、ベトナムの人にとっての、こういう食事の場の大切さを感じる。
From Hem
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